(元)女子大生の非就職活動ブログ

いまはカナダにいるよ

【現役しゃくれに聞いてみた!】アゴがしゃくれてる人ってどういう心境なの?

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こんにちは、ササキ(@simpson_sasaki)です。

 

突然ですが、みなさんのアゴはしゃくれていますか?

 

中にはしゃくれている方、そうでない方、ケツアゴの方もいるでしょう。

 

ダイバーシティー」が謳われている昨今ですが、それは何も人種・国籍などに限った話ではなく、個々人のアゴにまで及びます。

 

多様性を分かち合う中で重要なのは、互いの文化や生活環境など身近なところでの関わり合い、つまり「草の根の交流」

 

私は割と普通のアゴの持ち主ですが、アゴがしゃくれている人は一体どういった心境で日々の生活を送っているのでしょうか。

 

今回は、「ダイバーシティー」の名において、普通のアゴ所持者がしゃくれたアゴ所持者にインタビューをさせていただきました〜!

 

 

今回のインタビューに協力してくれるしゃくれ代表

 

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カドイくん

京都の大学4年生。

自称「相対的しゃくれ」

初対面にも関わらず、失礼なインタビューに協力してくれた心やさしきしゃくれくんである。

 

 

やっぱりアゴに関するあだ名をつけられる?

 

 

ササキ

「やっぱりアゴに関したあだ名とか付けられた?」

 

 

カドイくん 

「中学生の時のあだ名はアゴイ」だったね。

クーレン車っていう遊びができてた。心がやられたよね。」

 

 

※クーレン車とは・・・

しゃくれたアゴ保持者を、交通整理士さながらの手招きで誘導する遊び。

「しゃくれ」と「クレーン車」をかけた模様。

 

 

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ササキ

「クーレン車(爆笑)」

 

カドイくん

やっぱり動物にとってアゴって尊厳に関わると思うんよね。

そう考えると、当時はすごい身分やったなあ」

 

 

ここで突然動物の例えを出し、アゴがどれほど重要な箇所なのか、妙に説得力を持たせて話すカドイくん。

 

高校では、中学よりもイジられる頻度は減ったようですが、一度スフィンクスみたい」と言われガチギレしたそうです。いや、スフィンクスはすげーよ。

 

 

 

カドイくんは、しゃくれいじりを中学では「いじめ」、高校では「いじり」として捉えるようになったそう。

 

話していると「イジられることを物ともしない」と言わんばかりの雰囲気でしたが、やはりしゃくれいじりが嫌だった過去があるようです。

 

 

ササキ

「どうして「いじりオッケー」みたいになったの?」

 

カドイくん

「このままだと生き残れないと思ったから。」

 

 

どんな環境に身を置いているんだ、カドイくん。

京都ってそんなに壮絶な場所だったのか、カドイくん。

 

続けて、カドイくんはこう語ります。

 

 

「今回言っておきたいと思ってたのは、いじられ役は常に傷がついている、と。

 

 

えぐられた部分が硬くなって、深くえぐられなくなったのか、

えぐられてもすぐに自己修復できるようになったのか、

 

は分からんけど。

 

 

とにかく、いじられる側は何かしら傷はついてるんだよ。

 

 

ササキ

「深い話になったね〜(笑)

でも、私もイジられた(さらには「いじめ」と間違えられて通報された)過去がある身なので、めちゃくちゃ分かるよ!」

 

 

しゃくれてて悩むことは?

 

 

カドイくん

「顔面偏差値は置いといて、人と違うのは明らかにわかる。

なぜなら位置関係が違うから。自明の解。」

 

ササキ

「あははははははははは」

 

カドイくん

「あと、噛み切りたいっていう欲求があって。

もしかしたら出っ歯の人とシェアできるかもしれないと思ってるんやけど。」

 

 

どういうことなんだろうか。

噛み切りたい?一体何を噛み切りたいと言うんだ?

 

 

カドイくん

「ものを噛み切ることができない。前歯で。

硬いステーキを噛み切ろうとすると噛みきれないから、ベロベロベロってなる。」

 

ササキ

「あはははははははははは」

 

 

カドイくん

「いかんせん、噛みきれない系の悩みが多くて(笑)

 

熱いものが歯では噛みきれないから舌で押し込んでるんよね。

上の歯に対して舌で押し込んで噛み切ろうとするんやけど。

熱いものを食べようとすると「アツっアツっ」ってなって、途中で無理やりほうばる。

 

 

だってそのまま吐き出したら噛みきれてないわけやから、よくわからない歯型だけが上に残っているわけで(笑)

 

もう飲み込むしかない。」

 

 

ササキ

「下の歯型はついてないんや(笑)」

 

カドイくん

「うん、つけれないからね。

 

あと、熱いものに対して舌を押し込んでるから、猫舌からは程遠くなる

 

 

しゃくれててよかったと思う時は?

 

カドイくん

人と違う=特徴があるってことで覚えてもらえる。

いじられキャラとしてのキャラ付けがしやすい。」

 

ササキ

「確かに。

キャラが確立しやすいよね。」

 

カドイくん

「そう、ただそれ以外ができないよね(笑)

 

1個もう向こうに武器を持たせてるみたいなところやもん。

傷をさらけ出してるから、一旦従うしかないよね」

 

ササキ

「従うしかない(笑)」

 

 

そんな「しゃくれ」を自由自在に操るカドイくんですが、大学に入ってからある事件が起きたそうです。

 

カドイくん

「初めてのしゃくれキャラかぶりをするっていう事件が起こって。

 

俺は上顎が控えめなだけであって、下アゴが出過ぎてるわけじゃない。

『俺は相対的なしゃくれだ』っていうのは言ってる。」

 

ササキ

「へえ〜、しゃくれに種類あるんや(笑)」

 

カドイくん

「そう。友達から送られてきた論文によると、しゃくれ遺伝子の因子は10個あるらしい(笑)

だから、あなたの子供もしゃくれる可能性は十分にあるってことは言いたい。

 

あと位置関係次第。

上顎の骨は頭蓋骨と繋がってるけど、下顎の骨は別やから・・・。」

 

 

だそうです。

どうやら、自分自身がしゃくれてなくても、自分の子どものアゴがしゃくれる可能性があるよう。また逆も然りだそうです。(カドイ論)

 

 

▼その噂の論文がコチラ。

多変量解析法による下顎前突の遺伝学的研究

 

 

壁とかにぶつかる時、どこが初めに当たるの?

 

 

カドイくん

「顎って答えてほしいんやろ!!!」

 

 

設問の意図を即座に読み取ったカドイくん。

流石です。

 

とりあえず、横を向いてくれました。

 

ササキ

「あ〜、横から見た感じでいうと、アゴから当たるわけではなさそうだね」

 

カドイくん

「そうなんすよ。鼻からあたりますよね、まだ。」

 

 

 

しゃくれ界においてヒエラルキーはあるの?

 

 

カドイくん

稲田さんは絶対勝てへん。あれはしゃくれ界の神。

 メガネと顎だけで稲田さんと呼ばれるのは、心外やわ。

 

 

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 引用:アインシュタイン稲田直樹

 

 

 

あとは、『はぷすぶるくけ』があるからさ。」

 

 

さも当然のごとく、話の引き合いに出してきた『はぷすぶるくけ』という単語。

その正体とは一体何なのでしょうか。

しゃくれ界隈では有名な単語なのでしょうか。

 

 

カドイくん

「『ハプスブルク家』はドイツ系の貴族で、代々近親相姦で子供を産んでたから顎がしゃくれる傾向が強かった一族があって(笑)

 

ササキ

「そうなんだ(笑)」

 

カドイくん

「しゃくれ界、そんなに甘くみない方がいい。」

 

ササキ

「歴史的に続いてるんやね・・・」

 

 

ちなみにこういった小ネタはググってるそうです。

 

 

アゴに引っ掛けられるものはある?

 

カドイくん

「ハンガーは無理かなあ。」

 

ササキ

「そうか。じゃあ輪ゴムは?」

 

カドイくん

「あ〜、輪ゴムぐらいならギリいけると思う。」

 

 

ここで「あ、」と何か思い出したように話始めるカドイくん。

 

カドイくん

「あと、受け口広いから、水飲む時とか溜まりそうって言われるけど、それはウソで(笑)

 

口のはしからこぼれていく。

 

受け口だからこぼれないわけではない、むしろ溢れる。

 

ササキ

「あはははははははははは」

 

 

思い出した内容それか〜い!

 

 

 

結論、ササキのしゃくれ知識が倍増した

 

カドイくん本人も話していましたが、しゃくれ話のレパートリーが増え、自虐ネタには困らなくなったそう。

 

私もこの30分ばかしのインタビューで、アゴのしゃくれについての知識が倍増しました。

 

しかし、このしゃくれネタ、関東ではめちゃくちゃ滑るらしいです。

ぜひこれを読んでいる関東在住の方々、しゃくれネタに遭遇した際は笑ってあげてください。

 

以上、ササキがお送りしました。

カドイくん、ありがとうございました!