高級住宅街に住むママ友軍団を考察してみた。
こんにちは。こちら女子大生のササキである。
「ママ友」
それは女子大生にとってあまり関連のないワードに聞こえるが、将来的に同じ道を歩む可能性が高い、いわば「ママ友」は女子大生の進化系ポケモンだと言えるだろう。
今回はそんな「ママ友」を考察してみたが、女子大生が嫌いな女子大生によるものであるため、客観性が問われる考察にあるまじき主観的な事実を述べることになると思われる。
今回の対象者は目前に存在していた3体のママ友(以下、ママ友軍団と述べる)である。
ママ友の種類は様々であるが、今回はこの「ゆるふわ系」「アーティスト系」「オフィス系」の3タイプに焦点を当ててみていく。
系統は違うものの、彼女たちに共通しているのは
・高級住宅街に住んでいる
・子どもをインターナショナルスクールに入れている
・話題はもっぱら習い事
という点だ。
つまり、この軍団は上記の3点の共通項を通して結成されたと考えられる。
では、これらの前提条件を元に、さらなる「ママ友軍団」についての考察を深めていきたい。
目次
声量が尋常ではない
まず初めに、「ママ友軍団」の声量が常人のそれではない、ということをここに明記しておく。
一般的に、私たち人間が会話等で出す声の大きさは60デジベルとされているそうだ。
しかし、彼女たちの声量はとてもではないが60デジベルとは言い難い。
私は彼女たちの挨拶現場を目撃したのだが、常人のする挨拶「おはよう!」ではなかった。
「おはよおおおおぉおおおぉ⤴︎⤴︎⤴︎」
であった。
手持ちの余った金で拡声器的な何かを体内に埋め込んだ可能性が高く、その声量は自動車のクラクションと同様の110デジベルではないかと推測している。
実は、私がこの110デジベルという値を耳にした際、ある一体のポケモンがふと頭をよぎった。
※今流行りの目トレス
『ポケットモンスターアドバンスジェネレーション』のルビー・サファイアでよく茂みから現れる度に気分が下がったこのドゴーム。
そのことを踏まえて考えると、社会の荒波に揉まれたことのない気弱なゴニョニョのその姿は女子大生さながらであろう。
先ほども述べたが、女子大生の進化系が「ママ友」になり得る可能性が高い。
つまり、女子大生ゴニョニョの進化系が、ママ友軍団ドゴームに当たると考えられる。
これといって、ポケモンに関連づける必要性はないが、ただ単にママ友軍団が生み出すデジベルは人間のそれではないということを理解して頂ければと思う。
手の振り方が尋常ではない
次に、ママ友軍団が「おはよおおおおぉおおおぉ」と発する際の手の振り方についてみていこうと思う。
まず、一般的な手の振り方は何か問題が起こらない限り以下のようになる。
みなさんにとってこの手の振り方が一番馴染み深いと思う。
しかし、ママ友軍団ともなると声量に加えて、手の振り方もまた一様ではなくなるようだ。
これは、もはや一人千手観音。
彼女たちは挨拶時、突如ポケモンという領域を脱しパフォーマーに変化する。
パフォーマンスをやる分には全然構わないのだが、私が懸念しているのは朝からパフォーマンスを見たい人がどれほどいるのかという需要と供給の関係である。
出会い頭のいらない情報提供
ママ友軍団を観察していると、意義があるのかないのかよく分からない話が大半を占めていることが分かった。これは女子大生にも共通して言えることである。
私が目撃した中で、一番と言っていいほどいらなかった情報はこれだ。
「あ、私たちの方が今日先に来ちゃった〜〜〜。」
これは同じ保育園に登園中の別のお母さんにかけた一言である。
「果たして言う必要があったのだろうか」と感じたものの、もはやママ友軍団を私の感覚で測ることはできない。なぜなら「ママ友軍団」は、私のような常人が推し量ることのできない「何か」を搭載されてらっしゃるからだ。
ただ一つ予測可能なことを述べるとすると、明日このお母さんがママ友軍団より早く来ることになれば「あ、私たちの方が遅く来ちゃった〜〜〜。」と言われ、遅く来ることになれば「あ、私たちの方がまた早く来ちゃった〜〜〜。」と言われることだけだろう。
また、このいらない情報提供はママ友軍団内でも頻繁に行われていることが判明した。
彼女たちは口を開けばすぐに第三者の話を始める。
語尾に「〜らしいよ。」とつくことから、明確な根拠があるわけではないようだが、他のママ友軍団は「へえ〜、そうなんだ〜!」と大変納得しているようだった。
これは女子大生の、さも持論であるかのように他者の意見を用いたレポートのようなものだと考える。参考文献もWikipediaである場合が多いため、不確かな情報も多い。信用しないのが得策である。
ママ友軍団を考察してみて
自分はこうはなりたくないなと思いました。