山の中ですき焼きの温玉のせを見つけた話。
先日、とある合宿で茨城県の常陸太田というところに行ってきました。
都会の喧騒から離れた自然が豊かなところです。
宿泊したのは里山ホテルというところで、ご飯がめちゃくちゃ美味しい。
「学生の合宿なのに、こんな豪華で良いのか!」という感じです。
夜ご飯のBBQ。お肉が超絶美味しい。
目次
山の中で見つけたハッとしたもの
この里山ホテルには菜園があるのですが、そこを抜けると山があります。
その合宿で「山の中で自分がハッとしたものを探し、それを見てどんな気持ちになったかをお話する」というワークがあり、私がハッとしたものはこれ。
題して、すき焼きの温玉のせ。
茶色の枯葉は甘辛く煮た牛肉とかゴボウで、
緑は白菜とかネギで、
真ん中のキノコは温玉。
まさか山の中ですき焼きの温玉のせを見つけるとは思ってもみなかったです。
またそれは何かのスイッチにも見えるし、
キノコに虫が集っているから虫の集会所にも見えるし。
一つのものから色々なことを想像できる楽しさを感じました!
山ってゆったりするだけで特に何にもないよなあと思っていたのですが、
めちゃめちゃ想像力が掻き立てられる場所だったのです。
山で気付けるたくさんのこと
普通に歩いていたら気付かないことに、山ではたくさん気付けます。
倒れて腐りかけた木を見て、「こうやって自然は循環してるのか」とか
奥にずっと続いている山道を見て、「先が見えない人生みたいだな」とか
上を向いた時に見えた木の茂りと太陽の光に、「下ばっかり見て歩いてたな」とか
感覚が研ぎ澄まされます。
そして心が豊かになります。
特に山登りとか自然がめちゃくちゃ好きなタイプではないので、
どちらかというと「山より都会派!」だったので、
山=つまらない方程式ができていた部分がありました。
けれども、最近は都会に居座りすぎて「あ、消耗している」と感じることが多々。
どこに行っても人は多いし、息苦しいし、満員電車も窮屈だし
都会、キツさない?
って思うようになりました。
確かに人もモノも金も集まる東京って刺激を大に受けると思いますが、
私は刺激を受けすぎて若干疲弊しているみたいです。
だからこそ、この自然が豊かな常陸太田で過ごした2日間は心を休めるのにぴったりでした。
都会にいると無意識のうちに刺激を存分に浴びます。
そして、その雑多な刺激で本当の自分自身が影を潜めてしまう気がするのです。
今回は「ヤッホー、ササキ!元気?」と自分自身に向き合える時間を取れたので、とっても良かった。
疲れたら自然へ避難してくださいね。