「大学生活が人生で一番楽しい時期だから全力で楽しめ」という親の言葉に違和感を感じる
私はこの8月中に100記事を目指して頑張ります。
今決めました。つまり一日3記事ほどアップしていこうと思います。
ササキのササキによるササキのための夏休みの宿題です。
ブログ始めようかな〜っていう人、一緒にやってみませんか。
まあそれはそうと、私は父親から
「大学生活が人生で一番楽しかった」
「お前も大学生活全力で楽しめよ」
といった話を大学1年生あたりの頃からされてきました。
私と同じような言葉をからかけられたことがある人って多いのではないでしょうか。
はじめは「へえ〜!そうなんだ。大学楽しもう!」と楽観的に捉えていましたが、大学3年生にもなると「果たしてそれって幸せなのだろうか」という疑問が…。
だって死ぬまで大学で味わった以上の楽しさが見出せない生活を送るということですよね。
うちの父親を非難するわけではないですが、大学生活が人生のピークであとはだだ下がりは絶対に嫌です。
ただでさえ大学生活ぶち上がってないのにこれ以上はもう上がらず、あとは下がるのみと言われたら、私は言葉通り死にます。
大学のキャリアセンターが優秀だった件
そんな煮え切らない想いを抱えた私が向かった先は大学のキャリアセンター。
(上智大学の学事はクソだと有名ですが、キャリアセンターは良いという噂。)
そこで担当してくださったのが68歳の大ベテランの先生でした。
先生がおっしゃるには、
「80歳を寿命としよう。
で、あなたたちの世代は将来的に70歳くらいまで働かなければならない。
見てごらん、あなたはまだ20数年のちょっとしか生きていないね。
あと49年もあるよ。どうする?」
「え、すごく生きるんですね、私。」
それが第一声でした。
単純計算をすると49年働いて生きなければならないようです。
今まで生きてきた年数の約2倍が働く年数に当たるとすると、「大学生活が人生で一番楽しい時期」ってことがあり得たらヤバいでしょ。
それにも関わらず、世の中の大人が「大学生活が人生の夏休みだったと思う」だの何だの語るってことは、きっと「老後生活が人生の冬休み」で、その時期が来るまで待たないと楽しみが得られない。
実際に社会人を経験したこともない大学生が語ることではないですが、私はそんな大人にはなりたくはないと思っています。
「やりたいことやっちゃえよ!」って言える大人になりたい
「やりたいことをやること」が人生を楽しむための一番のスパイス。
そこに「大学生だから」「社会人だから」という時期の話は一切関係ありません。
だって49年もあるんですよ。
別に年齢で括る必要ないじゃないですか。
だからこそ私はいつだって自分がやりたいと思うことをやりたいし、周りの人にも「やりたいことやっちゃえよ!」って言えるような人になりたい。
正直「やりたいことやっちゃえよ!」って言うことは誰でもできると思うんです。
「私は大学卒業してそのまま就職する道を選んだからね、あなたはやりたいことやった方がいいよ」とか。
私の周囲の多くはこれだと思う。
「そんなの無理だよ」と言ってくる人たちと違って応援してくれるのはすごく有難いんです。
でも「いや、お前何もしてないやん」とどうしても説得力に欠けてしまって自分の中にスッと落ちてこない。
やっぱり「やってる人からの言葉」と「やってない人からの言葉」では重みが違うんです。
私が一番グサッときたのは書家・紫舟さんの言葉。
キャリアイベントに参加した時に、たまたま彼女のお話を聞く機会がありました。
「会社を辞めて書家になろうと決めました。
周囲からは『絶対に書家では生きていけないよ』と批判されることは多くありました。
でも、その批判というのは、スポーツ番組を見て『今、そこじゃないだろ!』と言って怒るような感じ。気にしなくていいんです。
誰から何を言われても、自分の夢を持って頑張ってください。」
だいぶ内容は要約してしまいましたが、ざっとこんな感じ。
「誰から何を言われても、自分の夢を持って頑張ってください。」って誰でも言える言葉なんですけど、夢を成し遂げた彼女の言葉だからこそ響くものがあるんです。
私は彼女のように自分の夢を成し遂げたいし、「夢はあるけど、どうしたらいいか分からない」と悩んでいる人たちに「私もやりたいことやったけど、どうにかなったよ!やっちゃえよ!」って言える存在でありたい。
そして、それがどんどん連鎖し、自分の夢に向かって進んでいく人が増えて、「みんながやりたいことができる世の中」に変わっていけば楽しいですよね。